2024.08.22
カテゴリ:スタッフブログ
薄板への溶接
こんにちは。
本日ご紹介するのは、板厚の薄い平ピンへの溶接例です。
レーザー溶接は、アルゴン溶接に比べて溶接熱の影響が少なく、母材の変形も
少なく抑えることが可能です。
しかし、肉盛り量が多いほど、板厚が薄いほど、レーザー溶接でも
熱影響を考慮しながら
作業を進める必要があります。
今回の溶接品は同じ形状で同じ内容の溶接をするものが複数点あったため、
複数個を同時進行で少しずつ進めながら、熱がこもらないよう、熱がかかりすぎないよう
肉盛りしました。
お客様にご評価いただき、ピンの反りも問題なく、加工していただくことが
できました。