2024.06.24
カテゴリ:スタッフブログ
薄板形状先端部の復元
こんにちは。
今回は、弊社で溶接補修した金型部品の加工後の様子をお客様から
伺うことができましたので、
ご紹介します。
何らかの理由で薄板形状部が折れてしまい、溶接で復元してほしいと
ご依頼いただきました。
肉盛り量が多いためアルゴン溶接で形状を復元し、溶接と母材の境界部分には
レーザー溶接でヒケ止めをおこなっています。
先端部分で熱がこもりやすくピンホールが生じやすいこと、薄板のため根本から傾きが生じる可能性があることを
お客様にご了承いただいた上で施工しました。
お客様からは、ピンホール、ヒケ、変形が一切なくすぐに生産に戻すことができたと
お喜びの声をいただきました。
↑溶接後
↑加工後
↑作業前
なかなか加工後の写真をいただけることは少なく、口頭のみでご評価いただくことが
多いのですが、今回は写真をいただくことができ、作業者のモチベーションアップにもなり
大変ありがたかったです。
これからも丁寧な溶接を心掛けます。