チルベントの補修

こんにちは。
4月から新しい年度としている会社様も多いかと思います。
新年度の予算で金型の設変や補修をお考えの方も多いのか、毎日多くのご依頼をいただいています。

本日は、金型部品の「チルベント」の補修をご紹介します。
ギザギザした形状の凸部分がカケたり摩耗してしまい、元の形状を復元したいとのことで
ご依頼いただきました。
まず溶接前にかならず溶接部分の清掃をおこないます。
専用のクリーナーで油分を除去するだけで良い場合もありますが、
チューターで表面を削る場合も多いです。
今回も溶接前に削りを入れて、溶接性の良い状態でスタートしました。

研削後

肉盛量が多いため、より密着性の良いアルゴン溶接にて土台をつくります。

アルゴン溶接後

その後、元の形状に近いかたちでレーザー溶接にて全部を覆うように肉盛りしました。

レーザー溶接後

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