樹脂金型のクラック補修へのレーザー溶接

こんにちは。

樹脂金型に生じたクラック補修のご依頼品についてご紹介します。
深さ70.0mmある溝の底面にあるボルト穴からクラックが発生し、
その補修のご依頼でした。
ボルト穴にタップをはめて金型冷却用の水路に蓋をするため、膨張、収縮に
耐え切れずクラックが生じてしまうそうです。
まずクラック部分をリューターで削るところから弊社でやらせていただき、
レーザーで溶接しました。
クラックが一本ではなく、大きな一本から派生し小さなクラックも生じていたので、
それが拡がっていかないよう慎重に溶接しました。
70.0mmというかなり深い部分への溶接でしたが、高出力のレーザー溶接機を使用し、
無事納品することができました。
母材がSTAVAXという硬い素材のためクラックも生じやすいのですが、
溶接棒はMAS1を使用し、再発しないよう溶接しています。
溶接棒の種類や溶接方法は、お客様と打ち合わせのうえ決定し、最適なものを
選択しています。
ぜひ弊社にご相談ください。

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