窒化処理されている金型駒へのレーザー肉盛り溶接

こんにちは。
本日ご紹介するのは、窒化処理の施された金型部品へのレーザー溶接による
肉盛り溶接例です。
金型でよく使用される「窒化」ですが、窒化処理された母材の表面には溶接が盛りにくいです。
そのため、
①レーザー照射(空打ち)で表層の窒化層を除去する。
②凹凸状の表面を空打ちで平面にする。
③肉盛り溶接する。
という手順を踏む必要があります。
窒化層をきちんと除去しなければ、その後肉盛りした部分がすぐに
剥離してしまうなど
不良の原因となります。
弊社では、窒化の施された品物への溶接を依頼された際は、どのような仕上がりになるか、
作業時間がどのくらいになるか等事前に十分説明させていただき、
作業に入らせていただきますので、安心してお任せいただけます。

③肉盛り溶接後

②空打ち後

①窒化層除去後

作業前

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