2020.10.12
カテゴリ:スタッフブログ
樹脂金型の押し切り合わせ構造の修正
こんにちは。
先日、樹脂金型における押し切り合わせ構造部分への溶接のご依頼をいただきました。
製品の約3.0mmほどの貫通穴の直径を0.04mm小さくしたいとのことで、
金型の凸形状部分の直径を0.08mm大きくしてほしいという内容でした。
溶接部分のすぐ横(約2.0mm離れたところ)にも高さ3.0mmほどの凸形状があり、
その根本のR部に溶接がかからないよう、かつ押し切り合わせ構造の合わせ部分は
埋めてしまわないよう凸の円周のみをぐるっと溶接してほしいとのご指示です。
写真のように、お客様のご要望通り仕上げることができました。
溶接箇所の周りの形状が立ち壁のようになっていたり複雑なものは溶接後の加工が
最小限になるよう特に細かい指示をいただき、その通りに溶接します。
入社して丸4ヶ月が経ちますが、私は金型を見て「これは押し切り穴だな」等と
まだわからないので、もっと沢山の金型を見て少しずつ知識を増やしていきたいです。