2020.12.07
カテゴリ:スタッフブログ
2種類の溶接棒を使用したレーザー溶接
こんにちは。
金型の入子の角が折れてしまったため補修のご依頼をいただきました。
母材と同じ材質の溶接棒で溶接を施すと、溶接箇所が硬くなり、
再度折れてしまう可能性が高くなります。
そのため、こちらは形状の復元にはMAS1という粘り気のある材質の溶接棒を使用し、
表面はSKDという硬い材質を使用して補修をしました。
弊社では、溶接箇所、形状、母材の材質によって、複数の溶接棒を用いて
レーザー溶接をおこないます。
技術者の経験から、金型の母材と同じ材質の溶接棒を使用するのか、
磨耗しやすい等その溶接箇所の置かれる状況に応じて多数の溶接棒から最適なものを
ご提案し、お客様のご要望通りの仕上がりに溶接させていただきますので、
安心してご相談ください。