
2025.09.04
カテゴリ:スタッフブログ
溶接作業時に気を付けるべきこと
こんにちは。
本日の写真は、ゴム金型の角部がカケてしまい、レーザー溶接で
肉盛り補修した例です。
補修部のみを露出させ、それ以外をマスキングテープで覆っています。
このように、溶接部分以外を養生するケースはとても多くあります。
レーザー溶接時には、シールドガスといってアルゴンガスを溶接部に
当てながら
作業をするのですが、そのガスの噴射口を誤ってワークに当ててしまったり、
作業時にキズをつけてしまわないようマスキングテープ等で養生します。
他には、溶接時のスパッタが飛んでしまうのを防いだり、手の皮脂が付着することを目的とすることもあります。
リブや周りに高い形状がある場合には、「乱反射」が当たらないよう
銅テープを貼らせていただくこともあります。
細心の注意を払って作業にあたっていますが、不慮の事故をゼロにすることはできません。
最大限の対策をして丁寧に溶接に取り組んでいます。
