2021.12.21
カテゴリ:スタッフブログ
アルミダイカスト金型への溶接
こんにちは。
定期的の金型の整備をご依頼いただくお客様から、
アルミダイカスト金型の補修のご依頼をいただきました。
リブの底面に生じたクラックにレーザー溶接にて肉盛りしています。
リブの幅は5.0mm以下で、側面には溶接がかからないよう底面のみ溶接を
施しています。
アルミダイカスト金型では、お預かりした時に製品のアルミのカスがクラック内部に
入り込んでいる場合があり、それにより溶接の密着性が悪くなります。
溶接前にクラック部分をリューター等で削り、溶接しやすい状態にして
から溶接します。
その一段階により、溶接の金型のもちにも影響があるので、弊社では
溶接前の
研削作業もとても丁寧におこないます。