エジェクターピンへのレーザー溶接補修

こんにちは。

樹脂金型の突出しピンへのレーザー溶接補修を承りましたので、
ご紹介します。
使用していく中で突出しピンの角が磨耗して製品にバリが生じてしまうとのことで、
補修のご依頼をいただきました。
金型のピン穴の内角を溶接で肉盛りする場合とピンの先端を補修する場合が
ありますが、今回はピンのみ肉盛りさせていただくことになりました。

先端面全てを埋める必要はないとのことで、まずぐるっと角出しをして
角から2.0mmほど面で肉盛りしています。

金型が大型で搬入が難しい場合や型ばらしが困難な場合、仕上げの方法によっては、
金型自体に手は加えず、ピンのみに溶接を施して補修することがあります。
どのような施工にするかは事前にお客様と打ち合わせさせていただき、
最適な方法を提案させていただきます。

溶接前

角出し

溶接後

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