平ピン先端部へのレーザー溶接

こんにちは。

本日は、樹脂金型における平ピンと呼ばれる突出しピン先端部への
レーザー溶接についてご紹介します。
先端部がV字型のピンの、V字の片側が欠けてしまったため、レーザーにて
溶接しました。
ピンの厚さが1.5mmとかなり薄いため、レーザー溶接の熱によって溶接側に傾く
可能性があります。
その傾きが生じないよう、ワークを作業台にできるだけ広い面積で接するように固定し、
溶接熱がワークから逃げるようにして溶接作業しています。
溶接棒はMAS1を使用し、溶接後もすぐにワークを作業台から外してしまうと
ピンが傾く可能性があるため、十分冷めるまで固定しておきます。
このように溶接中と溶接後の準備、手間が仕上がりに大きく影響します。
弊社ではお預かりしたお品物に対して丁寧で確実な作業工程を踏み
作業を進めておりますので、安心してお客様の資産を預けていただけます!

溶接作業中

平ピンの厚さ約1.5mm

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