金型の形状復元のための溶接

こんにちは。

アルミダイカスト金型で、35mm以上の高さのある形状が折れてしまい、
溶接で復元してほしいというご依頼をいただきましたので、
ご紹介します。

周りの形状には溶接をかけないでほしいとのことで、まず銅テープで養生をして
レーザー溶接でヒケ止めの土台をつくります。
その後、アルゴン溶接にて大量に肉盛し、形状を復元しました。

レーザーとアルゴンを組み合わせたハイブリッド溶接は、
弊社の得意とする施工方法です。

レーザー溶接を組み合わせることで、母材とアルゴン溶接の境目に
生じやすい
アンダーカットを最小限にすることが可能です。
金型の形状によっては、レーザー溶接をアルゴン溶接後に施すこともあります。

レーザー溶接後

アルゴン溶接後

コメント


認証コード9354

コメントは管理者の承認後に表示されます。