エジェクターピン穴位置の変更

こんにちは。
8月から更新頻度が下がってしまいましたが、毎日フル稼働で営業しております。

先日アルミダイカスト金型のエジェクターピン穴位置を修正するために
アルゴンとレーザーを組み合わせたハイブリッド溶接の例をご紹介しましたが、
本日はレーザー溶接のみで対応した例です。
穴のすぐ近くの壁の肉厚が薄く、アルゴン溶接の熱により引っ張られてしまう可能性を
考慮し、レーザー溶接のみで対応させていただきました。

金型への溶接において、溶接によって母材に熱が加わり溶接した箇所に引っ張られる
可能性があります。
特にアルゴン溶接では溶接熱が非常に高いため、その引っ張られを
考慮して
補修することが必要となります。
事前にお客様とその可能性について十分に打ち合わせさせていただき、
溶接熱影響の少ないレーザー溶接をお勧めする場合もあります。
しかしアルゴン溶接に比べてレーザー溶接は肉盛り量が僅かなため、
大量の肉盛りとなると作業時間が長くなってしまいお客様希望の納期に間に合わないことも事も考えられます。
弊社では、高出力の溶接機を複数台所有し、それにより大量の肉盛りも短納期で
対応することが可能です。
ぜひ一度ご相談ください。

レーザー溶接

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