2020.10.07
カテゴリ：スタッフブログ
手仕上げ加工まで承ります！
こんにちは。
本日、社内で手仕上げまで依頼されたお品物があり、
作業工程を見学させていただきました。
ご依頼品はアルミ製品の試作品とのことで、ピンホールが出てしまった部分を
レーザー溶接で補修し、手仕上げまでして納品してほしいとのことでした。
外径が15.0mm、内径が8.0mmほどのドーナツ状の平面への補修で、
外径、内径ともに面取りを施してあります。
溶接、仕上げともにレーザー溶接の熟練技術者が担当しました。
面取り部分に干渉しないよう平面のみを手作業で研削し、仕上げています。
溶接した部分と母材との境い目は目視では確認できないほどなじんでおり、
溶接した部分がどこかわからない状態になります。
今回のように、試作段階のご依頼品では社内で仕上げまで依頼されることもあり、
社内の技術者で対応させていただいております。
高精度で機械での研削等をご希望の場合は、お付き合いのある信頼できる業者様に
お願いしすることもあります。
どちらの場合も研削加工された最終段階のお品物も見ることができる貴重な機会なので、
どのような加工で仕上げられたのか教えていただくこともあり、とても勉強になります。
お客様のご希望のかたちで納品させていただけるよう、ご依頼の際には
細かい打ち合わせをさせていただきますので、安心してご依頼ください！
