レーザーによる大量肉盛り

こんにちは。
本日は、特殊な形状の部品へのレーザー溶接例をご紹介します。

一辺が3.5mm、高さ2.5mmの立方体の形状を溶接により肉盛りしてほしいとのご依頼で、
今まではアルゴンで溶接していたのですが、レーザーで対応してほしいとのことでした。
母材となる部品が湾曲した形状をしており、固定する台への接触面が少ないため
熱が逃げず母材自体が反ってしまうなど、溶接熱の影響が大きく出やすい形です。
そのためアルゴンよりも溶接熱を抑えられるレーザー溶接をご希望でした。
大量の肉盛りになりますが、弊社のレーザー溶接機は高出力のため、
このようなご依頼も対応可能です。
溶接棒はNAK80を使用し、ALM-300というレーザー溶接機で溶接しました。
母材の部品が反ることなく、ご希望の精度で肉盛りすることができました。

今までアルゴン溶接で補修していたものをレーザーに変更することで
溶接不良が出なくなったり、より長持ちする溶接が可能になる場合があります。
今のままで良いのかな...とお悩みのお客様は、ぜひ弊社にご相談ください。

溶接前

肉盛り溶接後

レーザーによる大量肉盛り

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