2020.10.02
カテゴリ:スタッフブログ
樹脂金型へのレーザー溶接例
こんにちは。
本日は、樹脂金型の製品部へのレーザー溶接の例をご紹介します。
放電加工の施された金型で、近接した入子の入る部分の形状に
影響のないよう、最小限の肉盛りで低出力条件のもと溶接しました。
溶接部近くの内角に溶接がかかってしまうと入子とのすき間にバリが生じてしまうため、
内角に溶接がかからないよう溶接しています。
金型の形状変更のための溶接ですが、元の曲線形状に沿った形で溶接しているのは、
角を出す形で多く肉盛りしてしまうとその分金型に熱が加えられ、
入子の入る部分の形が変わってしまうことを考慮しています。
溶接後の加工はワイヤー加工とのことで、
溶接棒はMAS1を使用しました。
樹脂金型の補修のご依頼も毎日多くいただいております。
お客様のご要望に沿うよう丁寧に仕上げておりますので、
ぜひ弊社にご相談ください!