アルミダイカスト金型へのアルゴン+レーザー溶接

こんにちは。

先日、アルミダイカスト金型のボス形状への肉盛り溶接のご依頼をいただきましたので、
ご紹介します。

奥行き15.0mmほどの扇形の中に位置するボス形状が折れてしまったため、
復元したいとのご依頼でした。
扇形の奥部分はピンホールが出やすいためレーザー溶接をほどこし、
肉盛り量の多い全体をアルゴン溶接し、最後にヒケ止めのためレーザーで溶接しています。
ボス形状部分のみを肉盛り溶接することも可能ですが、高い立壁に近い部分に
ピンホールが出てしまった場合、立壁があるため再溶接が難しく、
1回の引き渡しで完了するため扇型部分全体を埋める形で溶接させていただきました。

お客様のもとへ納品後、加工した際にピンホール等溶接不良もなかったと
ご報告をいただきました。

ピンホールなど溶接不良が生じた際に再度溶接することも可能ですが、
弊社では何度もお客様に足を運んでいただく必要のないよう1度の納品で補修が完了する
溶接方法をご提案しております。
金型の補修をお考えのお客様、ぜひ弊社にご相談ください!

溶接前

溶接後

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