業界用語『ケガキ』とは?『ポンチ図』とは?

こんにちは。

皆様は、タイトルにある2つの用語をお聞きになったことがあるでしょうか?
私はお客様と社長との会話や、業務指示の中で聞いたことのない用語が出てきた時は
すぐに社長に確認し、後日自分でも調べてみるようにしています。
本日は覚えたてのこの2つの用語についてお話したいと思います。

ケガキ

『ケガキ』とは、紙の上に図面を描くのと同じように、材料の上にキズをつけて
線を描くことです。
溶接の現場でも、溶接箇所を指定したり、基準となる線を決める際に用いられます。
図面上での指示だけだとズレが生じやすい場合などに、あらかじめお客様に
ケガキをつけていただくことでより精度の高い溶接を実現することが可能です。

ポンチ図

『ポンチ図』とは、図面ほど正確ではなく主にフリーハンドで描かれる簡単な
絵や図のことです。
弊社では試作品の溶接依頼をお受けすることも多く、お客様とお話ししながら
まだ生産されていない部品のイメージ図のような形で登場することがあります。
ご注文を受ける前に社長から「こういう形の部品のこの部分をレーザーで溶接してほしいという依頼です」と説明していただくことがあり、実際にお客様から届いた部品が全くその通りの形状で驚くことが何度もありました。


お客様の口頭での説明でおおまかな形が把握できてしまうのも、これまでの
膨大な経験があるから可能なのだと思います。
私もお客様との会話の中でどういった内容のご依頼なのか正確に把握できるよう
少しでも多くの溶接に触れ、勉強していきたいと思います。

現在弊社は従業員が交代で休暇をいただきながら、
ご依頼に対応させていただいております。
試作品など小ロットのご注文も承りますので、ぜひ弊社にご相談ください。

レーザー溶接作業風景1

レーザー溶接作業風景2

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